Pythonプログラミング補足資料3:オブジェクト指向はじめの一歩 (新題材版)

この資料は、「Pythonサイコロゲームで学ぶ!基礎からオブジェクト指向プログラミング (3/3)」の演習(オブジェクト指向プログラミング)を進める上で重要な、OOPの基本的な概念について、サイコロゲームとは異なる題材を用いて解説します。

1. オブジェクト指向プログラミング(OOP)とは?

オブジェクト指向プログラミング(Object-Oriented Programming, OOP)は、プログラムを現実世界の「モノ(オブジェクト)」のように捉え、それらの「モノ」が持つ情報(データ)と、それらが行う操作(処理)をひとまとめにして扱う考え方です。

2. クラスとインスタンス

3. 継承 (Inheritance)

4. カプセル化とアクセス制御

5. プロパティ (@property)

6. オブジェクト指向設計の恩恵

オブジェクト指向でプログラムを設計すると、特にプログラムが大きくなったり、機能が複雑になったりした場合に、以下のような多くの利点があります。


これらの概念は、より複雑で大規模なプログラムを構築するための基礎となります。演習を通じて、オブジェクト指向の考え方に慣れていきましょう。